インターネットから少し離れた話

どうも…伊上透です…
この度…WiMAXが充電出来なくなりました…
充電ケーブルを差しても無反応…

ネット回線はWiMAXに頼り切りなので非常事態です。
とりあえず色々と試してそれでもダメなら修理に出します。


 

実は去年の10月にも同じようなことがありました。


 

WiMAXが壊れて、というか洗濯機にぶちこんで、自前のネット回線がなくなってしまったのです。
その時に思いました。

「これを機にネットから離れてみようか。」

僕もインターネットに縛られている現代人の一人です。
むしろ中学生の頃からHTMLでコードを書いて個人ホームページを作るようなインターネットの申し子です。
人との出会いもインターネットを通して得てきたものばかりです。
インターネットは僕にとって不可欠なものですが、一方でまだネットがなかった頃の生活への憧れもありました。
きっとWiMAXを洗濯機にぶちこんでしまったのは「ネットから離れなさい」と内なる自分が囁いたからでしょう。

という訳で修理には出さずにそのまま放置することにしました。
今時あちらこちらにフリーWi-Fiが飛んでいるので完全なネット断ちは出来ないけれど、とりあえず自宅ではノーネットライフを送ることになりました。

ネットが使えないということはLINEが使えないということです。
本来これは結構困ることだと思いますが、幸いにも僕には友達も知り合いもほぼいないので、特に問題がなかったです。
コンビニに立ち寄った時にフリーWi-Fiを使ってLINEの確認するだけで事足りました。

すぐに感じたことは、普段どれだけ自分がスマホでネットを使っていたかということです。
帰宅してベッドにダイブして、そのままなんとなくSNSを見てみたり、なんとなく好きなサイトを見てみたり。
それは別に悪いことじゃないけどやり過ぎてたとは思います。なんとなくネットをしてる時って自分の頭が動いてないんですよね。ボーッとしている。
その時間がなくなったことで否応なしに頭を使うことをするハメになりました。
読書をしたり、曲を作ったり、部屋を掃除したり。
あんまり頭を使ってなかったせいか、こういう行動が刺激的でした。

 

そして次に気付いたことは僕らは気になったことをすぐに調べているということです。
気になってから調べるまでの時間があまりになさすぎると思いました。
気になる→自分で考える(寝かす)→調べる。
という風にワンクッション挟んだ方が世界を味わえるのかなと感じました。
「気になる時間」が大事で、そんな簡単にスッキリしてしまうのも考えものです。

 

ネットから離れることで自分の頭で考えることが明らかに増えました。
時間の無駄のように思えるけど自分にとっては凄く大切なことでした。
自分の頭で考えている時間こそが自分が自分でいられる時間だと思いました。 

自分の頭で色々と考えられるようになってくると、今度はネットが使えないことが不便に感じます。
ネットさえあればあれも出来るのにこれも出来るのに…!

そうして2020年の正月明けにとうとうWiMAXを修理を出したのです。
ネットが使えるようになったらTwitterを再開して、今に至ります。
今の自分は近年で一番メンタルの調子がいいのですが、そのきっかけはネットが使えないことで自分な頭で考えることが増えたからなのかもしれません。
ありがとう、WiMAXを洗濯機にぶちこんだあの日の自分。

ネットはもう完全に身近なものになりすぎてます。
だからこそネットが使えないという状況になると頭を働かせるのだと思います。
やはり自分を動かすのは意志じゃなくて状況環境ですね。
何か現状に不満があったり袋小路に入り込んでるなという人は、ネット断ちという劇薬を試してみてもいいのではないでしょうか!

それでは!