2016年10月 河津下田旅

今回の一人旅は河津、下田旅。

 

東京の駅を出発し、まずは河津駅を目指します。

 

今回のお供の小説は服部まゆみさんの「この闇と光」

Twitterのフォロワーさんが絶賛していた本で気になっていたのです。

熱海駅に着くころに読了。

あまりに素晴らしい作品で身震いするほどでした。

詳しい感想はこちらに書いているのでよかったら

 

sarusaru-ironai.hatenablog.com

 

 

15時過ぎに河津駅に到着。

ここからバスに乗って河津七滝へと向かいます。

地図を見ていて見つけた場所です。名前的に七つの滝があるのでしょうか。

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この河津七滝が素晴らしい!!

最高のスポットですよ!!

どうしてここがそんなに有名でないのか不思議なほど!!

 

ルートに沿って1時間ずっと歩くのですが、どこにいても聞こえる滝の轟音

次から次へと現れる滝たちと渓流です。

マイナスイオン出っ放し。

滝の側に寄ると水しぶきが凄くてびしょ濡れになってしまうほどの勢いです。

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なんて幸せな場所なのでしょう。

 

1時間ほどの散策をしてお腹いっぱいになり、今度は伊豆急下田駅を目指すことに。

本日は下田の黒船ホテルで宿泊をします。

下田は江戸時代末期、あの黒船が来航した場所です。

それ故ペリーロードやハリス記念館といったものがあったりします。

 

そんな黒船ホテルですが和と洋が融合していて上品なホテルでした。

昔ながらもゲームコーナーもあったりして。

こういうレトロなゲームコーナーがあるお宿が僕はとても好きです。

熱海の金城館にもありました。

お部屋の窓からは海上保安庁の船とペリーが乗ってきた黒船サスケハナ号を模した船が見えます。

一人旅を長くやってきていますが、この黒船ホテルはかなり上位の満足度でした。

 

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翌日。

 

朝一番で龍宮窟を目指します。

日本の絶景を特集した雑誌で見つけた場所です。

黒船ホテルから徒歩90分ほどで着くみたいです。

 

一人旅の醍醐味の一つはこの目的地までのお散歩です。

バスやタクシーを使った方が確実に楽だけど、あえて歩くことで色んな景色をみ

ることが出来るのです。

 

砂浜にある謎の小さな山(?)みたいなものや、サンプルがないけど押したら出てきた自販機などとの出会いつつ、龍宮窟を目指すのです。

途中、歩道のない狭いトンネルがあってとても危なかった。

スマホの懐中電灯をピカピカさせながら歩きました。

 

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そして龍宮窟に到着!!

圧倒的に美しい場所でした。

なんだここは、こんな場所が存在するのか。

秘密の海辺です、海の色もエメラルドグリーンに澄んでいます。

夢の世界のようです。

上から見ると亀が龍宮城に入っていくように見えることから龍宮窟という名前が付いているそうです。最近ではそれがハートの形に見えることからハートスポットとも呼ばれています。

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その龍宮窟のすぐ隣にはサンドスキー場という場所があります。

傾斜30度の砂の斜面を滑って遊ぶことが出来ます。

この斜面、登るのも一苦労です。僕は砂にはまって犬かきのようになってしまいました笑

ちなみにこの日はとても風が強く砂が顔に当たってとても痛かったです・・・。

 

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河津七滝、黒船ホテル、龍宮窟、サンドスキー場、服部まゆみさんの「この闇と光」

「なんだか満たされちゃったなー」

そう凄く感じました。本当に幸せな旅でした。これ以上楽しい旅が今後あるのかな。

これが一人旅のピークなのかもしれない。

そんなことを感じながらまた90分かけて伊豆急下田駅まで戻りました。

 

帰りは特急踊子号でピューン!!

伊坂幸太郎の「PK」という小説を読んでいたらあっという間に東京に戻ってしまいました。

これも素晴らしい小説です。

 

本当に幸せな一人旅でした。