2018年12月 18きっぷ旅初日
■12月18日
18きっぷ旅のはじまりです。
去年の春に福島に行くのにも使ったけど、単に節約しただけという感じだったので実質今回が初の18きっぷ旅です。
午前6時に東京の駅を出発。
これから福知山まで12時間45分も電車に乗り続けるのです。
とにかく時間を潰すために今回は小説を4冊用意したので、早速リュックからその中の1冊を無作為に取り出して読む
最初の1冊は江戸川乱歩の「魔術師」
立川から南武線で川崎へ。
この電車が満員電車になり辛かった・・・。
川崎から東海道本線で熱海まで。
熱海に着く直前で最初の小説を読み終わる。
一人旅では大体いつも熱海あたりで小説を読み終わるなーと思う。
そして次の小説、栗本薫さんの「町」を読み始める。
熱海駅では乗換で20分ほど時間があったので、ここで用意していたおにぎりを食べ、トイレにも行く。
熱海から東海道本線で興津まで。
富士~富士川駅区間を通り過ぎる時、窓の外に雄大な富士山の姿がありました。
なんて存在感!なんと美しい!
車窓からだというのに圧倒されました。これは畏怖してしまいます。
この日は凄く晴れていたので本当に綺麗に見えた。
今までにもこの区間は何度か電車で通ってるのに気が付かなかったな。
大体いつも海側の景色を見て、それ以外は本を読んでるからかな。
興津から更に東海道本線を乗り継いで浜松まで。
焼津駅を付近ではずっと外の景色を眺めていました。
焼津は一人旅で初めて降りた駅。この辺りでの海の美しいのに惹かれて思わず降りてしまったのですよね。
そう言えばあの時も在来線で京都を目指していたのだった。
弁天島駅付近の光景に目を奪われました。
この綺麗な水辺は海…?いや、これ浜名湖か!めっちゃ水が透き通っとるがん!
うわーこれ凄いな。帰りにここに寄れるチャンスあったら絶対に寄ろう。
ここでついに川崎から長く続いた東海道本線の旅が終わり。
米原到着が15時16分。
この辺りからチラホラと西のイントネーションが聞こえてくるようにくる。
京都駅での乗換には30分時間があったので改札から出る。
京都タワーを写真に撮り「今、京都」とツイートしてみる。
何故だかこれが沢山のいいねをもらえた、本当に何故だ・・・?
ちなみに京都タワーの展望台には行ったことないけど地下の銭湯には行ったことがあります。
京都駅の地下街Portaをウロウロする。
何気に4年連続4度目のPortaです。
やはり2016年7月に疲労困憊になり変な汗をかきながらウロウロしていたのが一番印象深いなあ。外がどしゃ降りだったから深夜バスの時間までひたすらウロウロしていたのです。
などなど思い返しながらウロウロしトイレに行って駅に戻る。「
京都から嵯峨野線で園部まで。
途中の保津峡。
もし伊根町の天気が悪ければ、明日はここに来る。
天気予報では海側は曇りで怪しいけど内陸は晴れになっていた。
園部から山陰本線で福知山まで。
電車は少し遅れて19時に福知山に到着!!
長かった!!長かったよ!!
でも小説2冊目の栗本薫さんの「町」も読み終わったし、スマホでドラクエ7もやってたし、景色も眺めてたし、時々寝てたしでそこまで苦ではありませんでした。
福知山駅前は暗くて静かです。地方の駅という感じで僕は好き。
とりあえずお腹がすいたので何か食べたい。
コンビニでもあればパンを買おうと思っていたけど、餃子の王将があったのでそこでラーメンを食べる。
王将も久しぶりだなー。
さあ!
腹ごしらえもしたし本日のお宿のカプセルホテルを目指します
初のカプセルホテルに期待と不安が入り混じりながら駅から徒歩8分で到着しました。
入り口を入るとまずは広いロビー。
そこにテーブルが6個ほど、椅子もそれぞれ4脚ほど。
更に脇にはパソコンブース。ドリンクバー。軽食。
匂いは完全にネットカフェのそれ。
受付をしたら靴入れとロッカールームの鍵を渡され、奥のカプセルルームにご案内。
二段ベッドに板で囲いをしたような作りです。中には布団とテレビも設置してあってエアコンも動いていた。
隣の銭湯と提携しているらしくゆっくりと入浴できた。
その後、ロビーでドリンクバーを楽しみながらのんびり。
普段のホテルならチェックインした瞬間から完全に一人になるけど、こういう場所では否応なく公共の場に出る必要がある。
普段閉じがちな僕でもなんとなくオープンマインドになるし、心がシャキッとして少し気分がいい。
こういう場所や機会を設けて行くのもいいかもなあ。
それからブースに戻る。
疲れていたので21時就寝。
おやすみなさい。