2017年5月 奥太井一人旅まとめ


■5月14日(日)

 

午前8時に夜勤終了後、駅のコインロッカーに余分な荷物を預ける。

その後、ゆうちょでお金を引き出そうと思っていたが、電車の時間が迫っていたので後回しにして急ぐ。

 



車内で「湖底のまつり」泡坂妻夫 を読む。

とても面白く夢中になり時間があっという間に過ぎる。

三島駅に着いた辺りで読了した。

本当に良い小説だった、僕が今まで読んだ中でも過去3本の指に入る傑作。

そして次は「自分の仕事をつくる」西村佳哲 を読み始める。

 

 

12時半に静岡県草薙駅で降りる。

名前がカッコいいのと、トイレに行きたくなったのが理由だけど。そのまま駅周辺を散策することに。

 

まずは駅前のローソンで飲み物を買う。

このローソンがとても広く、イートインが15席もあった。

「子供の本専門店」という古本屋を発見したが、どう見ても多種多様な本を扱っている。

ブラブラしていると県立美術館の看板を見つけ、近いので行くことにした。

途中で見つけたお店で「冷たい焼き」なるものを買って食しながら向かう。

草薙駅から30分ほど歩いて到着。

緑豊かな敷地内には静岡県立美術館、静岡県立図書館、そして静岡県立大学が在った

空気がとても美味しいこの豊かな環境で学ぶことの出来る学生が羨ましい。

 
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美術館では「黄金のファラオと大ピラミッド展」が開催中だった

国立カイロ博物館所蔵の至宝がやってきているらしい

入ってみる。チケットは1400円。

予想以上に混雑していた。

発掘された土器や工芸品、美術品などが展示されていた。

ミイラも見てみたかったが残念ながらさすがになかった。

しかし、人がわんさかいる中でゆっくりと美術品を眺めるなど出来ず、それぞれをチラ見してちょっと気になったものだけしっかり見て、などで駆け抜けていたら8分で出てきてしまった。

 

美術館を出て草薙駅に戻ることにする。

途中で郵便局を見つけたので3万円を降ろす。

 

それから電車に揺られ静岡駅へ

靴が欲しくなったので駅構内のABCマートに向かう

移転のための処分セールを開催中だったが結局何も買わず後にする。

静岡駅周辺は結構な都会だった。

静岡県は豊かな自然と海があり、主要な場所は必要十分に栄え、東京、大阪どちらにアクセスしやすい、と本当に素晴らしい立地だと改めて思う。

 

それから金谷駅を経由し、太井川鉄道に乗り換え、宿へ向かう

太井川鉄道の列車にはとても風情がある。

車窓から覗く景色が素晴らしい、豊かな緑と大井川。

17時半頃、森のトンネルを抜けて宿のある川根温泉笹間渡駅に着く。

 

空気がひんやりしていたので上着を着る。茶葉の匂いに包まれて呼吸が気持ち良い。

徒歩5分で「川根温泉ホテル」に到着。

チェックインを済ませ、お部屋に入る。

洋間で、ベッドはクイーンサイズ(つまりどれくらい大きいのかな?)椅子が二つにテーブル、そしてソファがあった。ソファの座り心地がとてもよかった。

4階にあるその部屋のすぐ下には大井川が流れていて、その流れを楽しむことが出来た。

 

ディナーが19時からだったのでその前に温泉へ向かう。

シャワーを浴びて体を洗っている時に、斜め後ろにいた若者たちが年収、ご祝儀をいくら包むか、などの話をしていて旅行感が薄れてしまいしょんぼり。

お湯に浸かる。とても気持ちいい。露天風呂にも入るが、黒い壁のせいで外の景色が全く見えないのは残念だった。

コーヒー牛乳を買い、部屋で飲む。この瞬間がとても好きだ。

 

19時になりディナーへ。

バイキングだったので好きなものを好きなだけ取っていたらあからさまな偏食メニューが出来上がる。

それらに獣のように食らいつきあっと言う間に食べ終える、そして恐らく一番早くディナー会場を後にする。

 

それから疲れが一気に押し寄せてきて、そのままクイーンサイズのベッドで布団も被らずに寝てしまう。

2時間ほどして一度目が覚めた時にきちんと布団の中に入り眠る。

 

 

■5月15日(月)

 

午前3時ごろに目覚める。おはよう。

やはりホテルのベッドは気持ちいい。

備え付け煎茶を飲みながら読書、考え事などをする。

内風呂に入り、部屋の片付けをして、6時半ごろに宿を後にする。

朝の空気がとてもよかった。

 

それから太井川鉄道を更に下り千頭駅へと向かう

この太井川線の電車が今まで見たことのないものだった。

無人駅で券売機もないので、電車に乗ったら整理券を取る、そして車両前方の電子パネルで料金を確認するという完全にバスと同じシステム。

そして車内の人はほとんどが高校生だった。どうやら川根高校の生徒たちらしい。

僕にとっては完全な旅先であるこの地で育っている人たちがいるんだなと感じる。

 

7時半頃に千頭駅に到着。

目的地の奥太井湖上駅に向かう電車は9時過ぎなので、それまで駅の周りを散策した。

「音戯の里」という音で遊ぶコンセプトの施設くらいを見つけた。

その後、駅の側の河川敷で時間まで読書をした。

手ごろな大きさの石を見つけてそこに40分近く座るとお尻が痛くなった。

 

時間が近付いてきたので切符を買いに窓口まで行くと、今は工事中のために途中の奥泉駅までは振り替えバスが出ているとのことで、それに乗る。

奥泉駅には9時40分に到着。

 

そこから大井鉄道井川線に乗る。

これまた見たことのない列車だった。まるで遊園地を一周する列車のよう。

この路線が格別だった。

ゆっくりと走る列車の外には長島ダム、大井湖、つり橋など絶景に次ぐ絶景。

それらを同乗した駅員さんが一つ一つアナウンスで説明してくれる、まさに観光列車。


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そんな列車に揺られること30分。遂に奥太井湖上駅に到着。

大井湖にかかるレインボーブリッジの真ん中にポツンと存在する駅。

某日本の秘境駅ランキングの第一位にも選ばれたことのある駅。

何故こんな所に駅があるのだろうか・・・。

 


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駅には訪れた人が記念に色々と書いていくためのノートあったので僕も書いた。

本当は駅の周りをグルグルして隣駅まで歩いてみようか思っていたけど、とてもそんなことが出来る場所ではなかったので、眺めて、写真を撮って、40分後に戻りの電車に乗った。

 

12時ちょうどに千頭駅に戻る。

千頭駅側の「えびすや食堂」で焼魚定食を食べる、750円。

とにかく魚が美味しくて、ご飯が進む進む。

 

12時45分の電車に乗り、静岡駅まで戻り、新幹線に乗り帰路へ着いた。